毎日ブログを書いてみて、男女の関係もそうですが「愛を探求」して思うことはやっぱり、分かっているようで何もわかっていないということ。
今日はアドラー心理学から学んだ愛と何か?をお伝えしたいと思います。この本はとても良かった。今までの離婚や失恋、そして人間関係の意味が深く理解できた思います。
(嫌われる勇気、幸せになる勇気・著者 岩見一郎)
最初に大切なことは「人と人とは永遠にわかり合えない」ということ。
この前提が間違っているから、苦しむ。
わかり合いたいと思うから、知りたいと思うから、人は悩んでしまう。
好きな人や愛する人ならなおさら、苦しんでしまう。
この世の幸せも不幸もすべては対人関係である。と本は書いていました。その通りだと思います。
恋人も夫婦の問題もセックスレスもすべて人間関係。
(本文中から一部抜粋)
『あなたが信じようと、信じまいと、私はあなたを信じる、信じ続ける』それが無条件の愛。
『自分を愛することが出来なければ、他者も愛することはできない。自分を信じることが出来なければ他者を信じることはできない。』
例えば、喧嘩別れした恋人の事を思い出すとき、しばらくは相手のことの嫌なところばかりが浮かんでくるものです。
それはあなたが別れてよかったのだと思いたいからであって、自分の決心に迷いが残っている証拠です。
自分自身に別れてよかったのだと言い聞かせないと心が揺らぎそうになる。
そんな段階です。
もし、かつての恋人の美点が思い出されたとしたら、それはもう嫌う必要が無くなったこと、その人からの思いから解放されたことを意味します。
大切なことは相手のことが好きか嫌いかが問題でなく、「今の自分が好きなのか」が問われているのです。
失恋の経験から言うと、その通りだと思います。
そして
我々、人間はわかり合えない存在だからこそ、信じるしかない。
そして、愛とは築き上げるもの。
「恋に堕ちる」とは、物欲と同じようなもの。
その人を獲得し、所有し、征服したかっただけ?
「愛される技術」から「愛する技術」が大切、どうすれば愛されるのかではなく、どのように愛することができるのか。
他者から「愛されることは難しい」けれども「愛することは」その何倍も難しい課題。
愛とは二人で成し遂げる課題であるということ。それを成し遂げる技術を私たちは学んでいない。
仕事や仲間と何かを成し遂げる課題は学んできたけど、二人で成し遂げる愛という課題は教育も受け入ていない。
何を成し遂げるのか?
幸せを成し遂げる。
幸せになる為の答えは、人間関係の中にしかない。
もっと、言えば男女の二人の人間関係の中に本当の幸せがあると僕は思います。
そして
永遠に愛されるとは、永遠に愛すること。
いかに愛されるかよりも他者をいかに愛するか!
それが大人になること。
愛は自立です。
大人になることです。
だからこそ、愛は困難なのです。
与えられる愛からの支配から抜け出すには、自らの愛を持つ以外にない。
愛されるのを待つのでなく、自らの意思で誰かを愛すること。
「人は愛することを恐れている」
人は愛されていないことを恐れている。本当は無意識の中で愛することを恐れているということです。
こちらが愛すれば、きっと相手の心にも愛が生まれるだろうと言う希望に自分をゆだねていく。
人はこの希望を担保を頼りに深く愛していく。
相手が自分のことをどう思っていようが関係なく、ただ愛する。
愛に担保を求めてはいけない。
人は傷つきたくないから、惨めな思いをしたくないから、愛することから遠ざかる。今の若い方が恋愛をしない理由は傷つきたくないからかもしれません。
無条件の愛で育った母親から離なれられないのだと思います。
そして
愛するとは自分自身の課題であり、相手があなたの愛にどう答えるのかは相手の課題であるということ。お互いの課題を分けて、ただ自分から愛すること。
どんなに困難に襲われようと、それでもなお愛することが出来るのか?
その決意を持っているのか?
わずかな勇気しかもっていなかった人は、わずかしか愛するこができない。
「愛する勇気」はそれは「幸せになる勇気」であるということ。
人は愛することによってのみ、自立を成しえます。
時には愛することに疲れ、愛される人生を求めることもあるかもしれません。
最後に
人は別れるために出逢う。
人は「最良の別れ」に向けて、普段の努力をする。
いつか、別れる日がやってきたとき「この人と出逢い、この人と共に過ごした時間は間違いではなかった」と納得できるように努力を重ねる。
本の中から一部抜粋して、お伝えしました。
ジョン&マリーとご一緒に愛とエロスを探求し、幸せをつかんでください。そしてエクスタシーを感じ、女として生まれた喜び、男として喜びを感じあってください。
「愛される」とは「愛すること」
なんとなくですが、愛とというものが少しだけ理解できたように思います。
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